耐震診断アドバイザー
耐震診断アドバイザー派遣制度
建物の築年、壁の位置や屋根の仕様などを調査するアドバイザーを現地へ派遣し、地震に対する安全性について簡易な診断を行います。
制度の概要
制度の対象 | 福岡県内にある昭和56年5月以前に建築された平屋または2階建の木造戸建住宅が対象です。
【以下の住宅は、当制度の対象外となりますので、ご注意ください】
※対象となる住宅についても、構造が複雑な場合など、現地にて診断ができないと判断されることがありますので、その旨、ご了承ください。 |
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相談窓口 | (一財)福岡県建築住宅センター(生涯あんしん住宅)で受付けます。 |
専門家を派遣します
必要に応じて耐震診断アドバイザーを派遣し、現地調査を実施します。
※「耐震診断アドバイザー」とは県が主催する講習会を受講した建築の専門家です。
調査方法と目的
国土交通省監修【木造住宅の耐震診断と補強方法】に基づく「一般診断法」による調査です。
一般診断法は、原則、非破壊による調査で分かる範囲の情報に基づき大地震動での倒壊の可能性に関して診断します。
その診断結果をもとに、耐震補強が必要かどうかを判定することを目的としています。
調査メニューと派遣費用
調査メニュー | 注意事項 | 費用 |
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一般診断 (床下小屋裏進入調査付診断) |
一般診断法に基づき、床下・小屋裏に進入し、目視で壁の仕様等を確認の上、診断します。進入調査には、点検口の開放が必要です。ご希望に応じて、耐震改修計画や工事費概算見積もりを作成できます。 | 6,000円(税込) |
簡易診断 | 目視の範囲(床下・小屋裏に進入しません)で、地震に対する安全性について簡易に診断します。
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3,000円(税込) |
※当派遣制度は同一の住宅に対し、原則、1回限りのご利用とさせていただきます。
※【重要】「耐震改修計画書(案)」と「工事概算見積書」について
・本制度の「耐震改修計画書(案)」と「工事概算見積書」は、今後、耐震改修工事の実施についてご検討いただくための参考資料(目安)として作成するものです。
・耐震改修工事は、工事を行う施工業者によって改修方法や工期、使用する材料などが異なります。そのため、耐震改修工事を実施される際は、工事を依頼する施工業者に、改めて耐震改修計画と工事見積をご依頼ください。
・実際の工事金額は、本制度で作成する「工事概算見積書」よりも高くなる可能性がありますので、その旨どうかご了承ください。
診断結果について
診断結果(上部構造評点)は以下のとおりです。
評点1.5以上 | 評点1.0以上~1.5未満 | 評点0.7以上~1.0未満 | 評点0.7未満 |
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倒壊しない | 一応倒壊しない | 倒壊する可能性がある | 倒壊する可能性が高い |
アドバイザー派遣の流れ
申込み方法
下記申込書類を郵送またはFAXで送付してください。
注意事項 必ずお読みください |
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耐震診断アドバイザー派遣申込書・記入例 |
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間取用紙(平面図をお持ちでない方) |
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- 郵送先:〒816-0804 春日市原町3丁目1番7号 クローバープラザ内 生涯あんしん住宅 宛
- FAX : 092-582-8162